広告

住所のみを借りるならバーチャルオフィスがよい?メリットや私書箱との違い、選び方のポイントを紹介

バーチャルオフィス 住所のみ
オフィスくん

こんにちは。オフィスくんです

現在、自宅で仕事をしているのですが、事業用の住所を自宅住所にすることにリスクを感じ、バーチャルオフィスを契約することを検討しています。バーチャルオフィスの住所貸出サービスのみを利用することに、どのようなメリットがあるのでしょうか?

オフィスを探している人

バーチャルオフィスの住所を活用することは、自宅の住所バレを防止できることはもちろん、お客様からの信用と印象を高めることもできます。

この記事では、そのようなバーチャルオフィスで住所のみを借りることによるメリットについて、バーチャルオフィスを選ぶ上でのポイントと合わせてお伝えします。

バーチャルオフィスの「住所のみ」を借りる意味合いとは

バーチャルオフィスの「住所のみ」を借りる意味

バーチャルオフィスとは、物理的なオフィススペースを持たず、「事業用の住所」を借りることができる、新しい概念のオフィス形態です。

事業用の住所を借りることで、WEBサイトやネットショップの「特定商取引法に基づく表記」、名刺やチラシなどの販促物にも、借りた住所を利用することができます。

バーチャルオフィスの「住所のみ」を借りるメリット5つ

バーチャルオフィス 住所のみ メリット

では、バーチャルオフィスの住所のみを借りるメリットは、具体的にどのような点にあるのでしょうか。

ここでは、5つのポイントをご紹介します。

①コストを最小限に抑えられる

コスト 最小限

「住所のみ」を借りるためにバーチャルオフィスを利用する最大のメリットは、なんといっても、費用が安価に抑えられる点です。

仮に、事業用に利用する住所のために、オフィス物件を契約すると毎月数十万円以上の多額の費用がかかります。しかし、自宅にオフィス環境があり、自宅で業務をおこなうのであれば、オフィススペースは必要ありません。

そのような場合に、事業用住所のみをバーチャルオフィスで借りることで、その分のみの費用で済み、コストを最小限に抑えることができます。

オフィスくん

バーチャルオフィスの住所貸し費用のみであれば、月額1,000円以下で済むバーチャルオフィスも多くあります。オフィス物件を借りた場合と、バーチャルオフィスを利用した場合のコストの差は歴然ですよ!

料金については以下の記事で詳しくまとめていますので、参考にしてください。

関連記事
バーチャルオフィス 料金
バーチャルオフィスの料金はどのように決まっているの?失敗しない料金の選び方を解説

続きを見る

②開業届や法人登記に活用可能

開業届や法人登記に活用可能

バーチャルオフィスの住所は、法人登記にも利用できます。

法人登記をする際は、会社の住所(本社所在地)を登録する必要がありますが、賃貸物件では禁止されている場合が多いのが実情です。しかし、バーチャルオフィスの住所は、法人登記に利用でき、開業届にも記載できるため、法人として事業を行う方にはおすすめです。

③企業の信用と印象を高める

企業の信用と印象を高める

バーチャルオフィスでは、東京や大阪などの都市の「一等地住所」を借りることも可能です。東京の一等地の住所を、WEBサイトや名刺などに記載することで、お客様から自社への信用や印象がより良くなるでしょう。

東京の一等地のオフィス物件を借りるとなると高額な費用がかかってしまいます。しかし、バーチャルオフィスで住所のみを借りることにより、低価格で東京の一等地の住所を事業用住所として利用することができます。

④自宅のプライバシーを保護

自宅のプライバシーを保護

自宅をオフィススペースにしている場合、事業用住所を自宅にしてしまうと、自宅住所がインターネット上やお客様に明らかになってしまいます。

仮に、自宅住所などの個人情報が第三者に知られてしまうと、インターネット上での個人情報の悪用や詐欺、ストーカー被害などのリスクが高まります。そのような環境を自ら作ってしまわないよう、事前に対策をしておくことが必要です。

バーチャルオフィスで事業用の住所を借りることにより、自宅住所が明らかになることによるリスクを回避することができます。

⑤郵便物転送や電話代行サービスを追加できる

郵便物転送や電話代行サービス

ほとんどのバーチャルオフィスでは、郵便物の転送サービスを行っています。

郵便物の転送サービスを受けることで、自宅にいながらにして郵便物を受け取ることができます。

電話番号のレンタルができるバーチャルオフィスもあります。個人の電話番号を相手に知られることもなく、信頼性の高い固定電話の番号を利用することができます。

それぞれのバーチャルオフィスにおいてさまざまなオプションサービスが用意されていますので、自分に合ったサービスを追加契約し、オフィス機能をさらに充実させることで、事業の効率化や拡大するための一助となるでしょう。

郵便物については以下の記事で詳しくまとめていますので、参考にしてください。

関連記事
バーチャルオフィス 郵便物
バーチャルオフィスでの郵便物受け取りはどうなるの?活用例付きで詳しく解説!

続きを見る

バーチャルオフィス以外に「住所のみ」を借りる方法

オフィスを探している人

バーチャルオフィス以外に、住所だけを借りられる方法ってあるのでしょうか?

郵便局の私書箱を利用する方法もありますよ!

オフィスくん

私書箱サービスを活用する

私書箱は、郵便局内に自分用の「郵便物受取用住所」を持つことができるサービスです。

郵便局に設置されている郵便私書箱にて、郵便物などの配達物を受け取ることができ、料金は無料です。利用にあたり、

  • おおむね毎日、郵便物などの配達を受ける方
  • 郵便私書箱を6カ月以上使用する方
  • 郵便物等を遅滞なく受け取ることができる方

などの条件がありますので、事前に利用したい郵便局の私書箱の空き状況と合わせて確認するようにしましょう。

手続き方法や利用する場合の注意点は、日本郵便株式会社のHPに記載されていますので参考にしてください。

バーチャルオフィスで「住所のみ」を借りるときのポイント

最後に、バーチャルオフィスで住所貸出サービスのみを契約する際のポイントについて、3点に絞ってお伝えします。

料金と提供サービス

料金と提供サービス

現在、格安バーチャルオフィスとされている利用料金の相場は以下の通りです。

  • 登記利用・郵便転送可の場合:880円/月~3,300円/月(法人・営業所目的など)
  • 登記不可・郵便転送不可の場合:550円/月~1,650円/月(ネットショップ発送元住所や特商法表記目的など)

価格差には、サービス内容の違いはもちろん、物理的なオフィススペースを借りる場合と同様に、エリアや建物の違いも影響しています。

利用料が高額な場合、転送電話サービスや秘書サービスなどのサポートサービスが料金に含まれていることもありますが、単に高額な場合もあります。オプションサービスが必要であれば、その内容と金額をしっかりと検討しましょう。

提供住所と物件情報

提供住所と物件情報

住所と物件情報については、自社のイメージに大きな影響を与える要素ですので、必ず確認するようにしましょう。

まず、バーチャルオフィスの住所をネットで検索してみましょう。すると、物件の外観などを簡単に閲覧することができます。内観は、内覧可能なバーチャルオフィスの場合は現地に足を運び、自分の目で確認することをおすすめします。

たとえば、東京都内の一等地であっても、物件がマンションの一室である場合もあり、そのような場合、お客様に不信感を与えてしまう可能性があります。外観、内観ともにどのような物件なのかをしっかりと確認することが必要です。

バーチャルオフィスの物件情報が写真などで公開されている場合には、外観・内観を確認するとともに、築年数も調べておきましょう。一般的に、新しい物件のほうが賃料が高くなるため、築年数もサービス利用料の差となって表れます。

駅からのアクセスのしやすさも確認しておきたい点です。お客様との打ち合わせでバーチャルオフィスの会議室を利用する場合、駅からアクセスしやすい場所であれば良い印象を与えられるでしょう。

オフィスくん

自分で郵便物を直接受け取りに行く場合にも、アクセスが良いに超したことはありません

運営会社の信頼性

運営会社の信頼性

バーチャルオフィスの運営会社の信頼性は、非常に重要です。

たとえば、運営会社が都合によりバーチャルオフィスを閉鎖することになった場合には、再び新しい住所を探さなくてはなりません。事業用住所が変更になると、法務局への変更手続きや、WEBサイトや販促物に記載した住所の変更作業も発生してしまいます。

また、バーチャルオフィスの運営会社が違法な運営をしていた場合、利用者もトラブルに巻き込まれるリスクが伴います。

オフィスくん

長い目で見て、安心して利用できるよう、バーチャルオフィスの運営会社については、口コミや評判などを事前にしっかりと確認することが大切です

バーチャルオフィスの住所貸出サービスのみを借りることについてのまとめ

住所のみを借りることのまとめ

  • 物理的なオフィススペースを借りるよりも、コストを抑えられる
  • 自宅住所をインターネット上や販促物で明らかにすることがないので、住所バレによるリスクを防ぐことができる
  • 東京都内の一等地や駅近くの住所などの住所を利用できることで、お客様からの信用や信頼を得やすくなる

など、住所を借りるだけでも、これだけのメリットがあることがわかりました。

住所を借りるほかの方法として、郵便局の私書箱をご紹介しましたが、私書箱の場合は郵便物を取りに行く必要があります。一方、バーチャルオフィスであれば、郵便物転送サービスが用意されているところが多く、自宅にいながらにして郵便物を受け取ることができるため、時間短縮につながります。これは、バーチャルオフィスを利用するメリットといえるでしょう。

バーチャルオフィスの住所貸出サービス

バーチャルオフィスを選ぶ際には、料金と提供サービスの内容を確認することはもちろんですが、運営会社や、提供住所の物件情報の信頼性もしっかりと確認することが重要です。

特に、個人で事業をする場合には、バーチャルオフィスを利用することによって、お客様からの信頼を得ることができたり、オフィス機能を充実させられるといった、事業基盤を構築することができます。

安心して、気持ちよく事業を継続していくためにも、ポイントを抑えてバーチャルオフィス選びを行っていきましょう。

今回は、「住所のみ借りる」というテーマでバーチャルオフィスを選ぶ際のポイントについてお伝えしましたが、下記の記事にて、ほかのテーマについてバーチャルオフィスを選ぶ際のポイントを解説しています。ぜひご覧ください。

関連記事
バーチャルオフィス 選び方
失敗しないバーチャルオフィスの選び方!抑えるべき6つのポイント

続きを見る

関連記事
バーチャルオフィス エリア選び
失敗しないバーチャルオフィスの「エリア・住所」の4つの決め方

続きを見る