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BASEとSTORESを比較!どっちがおすすめか選ぶ際のポイントを徹底解説

2023年7月9日

BASE STORES 比較
オフィスくん

こんにちは。オフィスくんです。

代表的なネットショップ開設サービスに「BASE」と「STORES」の2つがあるようなのですが、どちらを選んだらいいのでしょうか?

オフィスを探している人

ネットショップを開設する際、無料で利用できる機能が多く、販売専用アプリも運営しているBASE

そのBASEとよく比較されるのが、STORESです。

STORESは、実店舗とネットショップとの間で商品データを連携させることができることに特徴を持ったネットショップ開設サービスです。しかし、自分にはどちらが合うのだろうと思う方も少なくないでしょう。

そこで今回は、「BASE」と「STORES」を選ぶ際に比較したいポイントについて、お伝えします。

BASEとSTORESがおすすめな人

BASE STORES おすすめな人

まず、BASESTORESそれぞれについて、どのような人におすすめなのか、結論をお伝えします。

BASEがおすすめな人

  • すぐにネットショップを開設・運用開始したい方
  • 固定費0円のまま拡張性の高いネットショップを運営したい方
  • 売上や事業状況に応じて機能拡張しながらネットショップを育てて行きたい方

STORESがおすすめな人

  • 実店舗とネットショップの両方で販売を考えている方
  • 実店舗でのキャッシュレス決済やネット予約など、ネットショップ以外の展開を検討している方
  • 一部の機能は利用できなくても、低い決済手数料でネットショップ運営したい方

BASEは、月額費用が0円のコースであっても有料プランと同じ機能が利用でき、操作も簡単ですので、拡張性の高いネットショップが短時間で簡単に開設できます。

STORESで特徴的なのは、実店舗とネットショップの商品データが連動できる点です。

キャッシュレス決済やネット予約にも対応していますので、ネットショップを開設できるだけでなく、実店舗の業務効率化を叶えることもできるでしょう。それだけでなく、月額費用0円のプランの場合、STORESはBASEよりも決済手数料が低く設定してあります。最低限の機能が利用でき、低い決済手数料でネットショップを運営したい方にもおすすめです。

BASE・STORESの共通点とは?

BASE・STORES 共通点

BASESTORESはともに、初心者でも始めやすいネットショップ開設サービスです。

どちらも初期費用・月額費用無料で、Webに関する専門知識がなくても、簡単にネットショップの開設・運営ができます。

低リスクでネットショップを始められるため、売り上げが上がるか読めない、期間を限定してショップを開きたい、月数万円ほどの副収入源として利用したいなどの場合にも利用をおすすめします。

ショップの管理・運営についても、BASEとSTORESともに難しい操作はありません。ですから、個人の方はもちろん、従業員を抱えている事業者であっても、Webに関する専門知識を持たないスタッフに運営を任せたい場合に向いています。また、商品の更新頻度が多い業態にもぴったりのサービスです。

BASEとSTORESの比較ポイント3つ

BASEとSTORESの比較

それでは、BASESTORESのサービス内容の違いを見てみましょう。比較ポイントは、以下の3点です。

①運営費用

BASEとSTORESの比較

まず、気になる費用面を比較してみましょう。

BASESTORES
プラン名スタンダードプラングロースプランフリープランスタンダードプラン
初期費用0円0円0円0円
月額費用0円16,580円※10円2,980円
(初月0円)
決済手数料6.6%+40円
※Amazon Pay・PayPalによる決済の場合は7.6%+40円
2.9%~5%3.6%
振込手数料250円
+2万円未満の場合:事務手数料500円
275円
+1万円未満の場合:事務手数料275円
※1.年払い(12ヶ月まとめての支払い)時の費用

初期費用・月額費用

BASEとSTORESともに、すべてのプランにおいて、初期費用はかかりません。また、それぞれに月額費用無料のプランがありますので、安心してネットショップを始めることができます。

決済手数料

決済手数料とは、商品が売れ、決済される際にかかる手数料のことです。

BASE、STORESともに、月額費用が発生する上のプランになるとより低い手数料となります。STORESのフリープランの5%が高いと感じられるかもしれませんが、たとえばほかのハンドメイド販売サイトの販売手数料を見ると10%程度が標準であるため、BASEとSTORESともに、低い手数料設定であることがわかります。

ハンドメイド販売サイトの販売手数料については、こちらの記事をご覧ください。

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振込手数料

振込手数料は、それぞれの販売サイトの売り上げを、販売者の指定の口座へ振り込む際にかかる手数料です。

BASEでは、売上合計金額に関わらず250円の振込手数料がかかります。さらに、売上合計が2万円未満の場合には、事務手数料がプラス500円かかります。

一方、STORESでは、売上合計金額に関わらず275円の振込手数料がかかります。さらに、売上合計が1万円未満の場合には、事務手数料がプラス275円かかります。

それぞれ振込手数料が異なるだけでなく、振り込みタイミングも異なります。振り込みタイミングの詳細については、それぞれ「BASEの手数料、デザイン、機能について」、「STORESの手数料、デザイン、機能について」にて、後述します。

②機能面

販促・サポート機能

次に、機能面の違いを見ていきましょう。

BASEの特徴の一つが、機能の豊富さです。STORESでは、月額費用が有料となる、スタンダードプランでないと使えない機能がいくつかありますが、BASEでは月額費用無料のプランでもほとんどすべての機能を利用することができます。

「テイクアウト機能」や「スタッフ権限付与機能」など、BASEにあってSTORESにないものも多いので、拡張性が高く、本格的なネットショップを固定費0円で作りたい方には、BASEがおすすめです。

③販促・サポート機能

販促・サポート機能

最後に、BASEとSTORES、それぞれの販促やサポート面についても見てみましょう。

BASEには、BASEで開設したショップが集められたショッピングアプリ「Pay ID」が提供されています。

Pay IDの登録者数は、2022年12月に1,000万人を超えており、BASEでショップを開設すれば、アプリからの集客が期待できます。一方、STORESにはこうしたサービスはありません。

では、STORESの特徴はというと、ネットショップと実店舗の運営をスムーズに進めるための機能が充実しています。BASEには、ネットショップと実店舗の商品データ連携機能はありませんので、実店舗とネットショップの両方の運営をするのであれば、STORESの利用がおすすめです。

BASEの手数料、デザイン、機能について

ネットショップ BASE
引用元:BASE公式サイト

ここからはBASESTORES、それぞれの手数料、デザイン、機能の特徴をより具体的にご紹介します。

まずはBASEについて見てみましょう。

料金プラン・手数料

BASEの料金プラン

スタンダードプラン:月額0円 決済手数料6.6%+40円 ※Amazon Pay・PayPalによる決済の場合は7.6%+40円

グロースプラン:月額16,580円 決済手数料2.9%~

BASEの料金プランは2つあり、月商17万円以上の場合、グロースプランへグレードアップすることを推奨しています。さらに売上金額を指定の口座に振り込む際に以下の手数料がかかります。

BASEの手数料

振込手数料:一律250円

事務手数料:2万円未満の場合:500円 / 2万円以上の場合:0円 

以上から実際の振込金額は、以下のように計算できます。

実際の振込金額

実際の振込金額=売上金額(振込申請額)-振込手数料-事務手数料

【売上金額:25,000円】の場合なら、実際の振込金額=25,000円-250円-0円=24,750円が実際の振込金額となります。

【売上金額:15,000円】の場合なら、実際の振込金額=15,000円-250円-500円=14,250円が実際の振込金額となります。

振込のタイミングは、申請から10営業日です。お急ぎ振込なら、最短で翌営業日の入金も可能です。(利用できるショップのみ、振込申請画面に表示されます。)

テンプレート・デザイン面

BASEでは、ショップを開設してからすぐに利用できる、無料のデザインテーマ(テンプレート)が多数用意されています。

BASE テンプレート デザイン
引用元:BASE公式サイト「デザインテーマ」

デザインテーマには有料のものもあります。80種類以上ものクリエイターが制作した高品質なテーマを、リーズナブルな価格で提供しています。

無料・有料どちらのテンプレートも、Webサイトだけでなく、スマホの仕様にも対応しています。

ネットショップ BASE
引用元:BASE公式サイト「BASE DESIGN MARKET」

BASEのデザインテーマは、選択するものだけでなく、HTMLやCSS、JavaScriptなどを用いて本格的な編集ができる「HTML編集App」も利用することができます。

集客・販促に関する機能

BASEでは、集客や販促につながる拡張機能も豊富に用意されています。

たとえば、以下のような機能があります。

Instagram販売・広告BASEで登録した商品をInstagramにて、販売・広告出稿できる
商品説明カスタム動画やスライドショーなどで商品をよりくわしく紹介できる
レビューお客様に商品のレビューをしてもらい、ショップの信頼度をあげられる
クーポン割引・値引クーポンを発行できる
セール商品にセール価格を設定できる
メールマガジンお客様に向けたメルマガを作成・配信できる
Pay ID

また、BASEでネットショップを開設すると、BASEの商品が閲覧・購入できるショッピングアプリ「Pay ID」にも出店ができます。このアプリは、約1,000万人もの方々が利用していますので、集客につなげることができます。

そのほか、BASEでは「more BASE」という商業施設への出店やブランドサポートも行っています。

全国の商業施設へのポップアップ出店に関するやり取りや、オリジナル梱包材の用意など、ブランド作りに役立つサービスやサポートを受けることができます。全国的に有名で、人気の施設でもある「ラフォーレ原宿」や「新宿マルイ本館」なども実績がありますので、将来的にポップアップ出店を考えている方にはぴったりの、心強いサービスといえるでしょう。

STORESの手数料、デザイン、機能について

STORES ネットショップ
引用元:STORES公式サイト

では次に、STORESの手数料、デザイン、機能について見てみましょう。

料金プラン・手数料

STORESの料金プラン

フリープラン:月額0円 決済手数料5%

スタンダードプラン:月額2,980円(初月0円※1) 決済手数料3.6%※2

STORESの料金プランは2つあり、月商15万円以上の場合、スタンダードプランへグレードアップすることを推奨しています。さらに売上金額を指定の口座に振り込む際に振込手数料が275円かかります。

各種手数料を差し引いた入金金額が1万円以上の場合、月末締めの翌月末に振込まれます。通常は、売上の振込まで最大2ヶ月かかりますが、「スピードキャッシュ」を申請すると、翌日に振込可能になる機能もあります。

かかる費用については以上になりますが、BASEと違いプランによって使える機能に差があるので注意が必要です。

有料のスタンダードプラン(月額2,980円)のみで利用できる機能には以下のようなものがあります。

独自ドメイン好きなドメイン(ショップURL)の取得・利用が可能(フリープランの場合のショップURLは、 https://任意の英数字.stores.jp/ になります。)
アクセス解析ショップへ訪れたお客様の数・滞在時間・どのサイトからショップへ訪れたのかなどの分析ができる
STORESのサービスロゴ非表示ショップ下部のSTORESのロゴを非表示に設定可能
品番管理アイテムやバリエーションごとに品番とバーコードを自由に登録できる
登録した品番やバーコードは、ダッシュボードで検索したり、オーダーCSVデータとなり、出荷作業や在庫管理を楽にできる
送り状CSV配送会社の送り状発行システムに対応したCSVを出力できる
在庫一括更新店舗のレジとネットショップの商品データを連携させることが可能なため、店舗とネットショップの在庫管理も一括更新することができる
代引き支払いフリープランの7種類の決済手段(クレジットカード・コンビニ決済・あと払い(ペイディ)・PayPal・銀行振込・キャリア決済・楽天ペイ)に加え、代引きが利用可能
Amazon Payフリープランの7種類の決済手段(クレジットカード・コンビニ決済・あと払い(ペイディ)・PayPal・銀行振込・キャリア決済・楽天ペイ)に加え、Amazon Payが利用可能
決済手段カスタマイズSTORES にある決済9つの自由なカスタマイズが可能になります(クレジットカード・コンビニ決済・あと払い(ペイディ)・PayPal・銀行振込・キャリア決済・楽天ペイ・代金引換・Amazon Pay)

テンプレート・デザイン面

STORES テンプレート デザイン
引用元:STORES公式サイト

STORESでは、無料で48種類のデザインテンプレートを利用できます。

すべてのテンプレートが自由に編集でき、HTMLやCSSの知識がなくても、直感的にショップデザインをカスタマイズすることができます。

集客・販促に関する機能

STORESの集客や販促に関する機能は以下の通りです。

メールマガジン購入者や会員に対してメールマガジンを配信できる
ニュース作成ショップからのお知らせページを作成・設置できる
クーポンセールの割引クーポンなどを発行できる
再入荷リクエスト希望者にアイテムの再入荷お知らせメールを配信できる
Instagram販売連携STORESのアイテムを、Instagramから販売できる
note for shoppingnoteの記事内にURLを貼るだけで、アイテムの紹介がかんたんにできる
Googleでの集客「Google Merchant Center 」と自動連携して、無料で商品を宣伝できる
アイテム動画埋め込みアイテムページに YouTube などの動画を埋め込むことができる【スタンダードプランのみ】
ニュース動画埋め込みニュースページに YouTube などの動画を埋め込むことができる【スタンダードプランのみ】
オフィスくん

noteとの連携は、BASEにはない機能です!無料でGoogleにて宣伝できるのも嬉しい機能です

BASE・STORES比較まとめ

ネットショップのみを開設するのであれば、充実した機能を固定費0円で利用できるBASEがおすすめです。

一方、実店舗も運営されていて、さらにネットショップを開設される方には、両方のショップの商品データ連携のできるSTORESがおすすめとなります。

最終的には、どこまでの機能やサイトのデザイン性を求めるのか箇条書きで洗い出してみましょう。さらにネットショップからどれだけの売上を見込んでいて、その際にかかる費用はどのくらいになるか具体的に試算してみるとよいでしょうか。

見える形で比較することで、意外とスムーズにどちらを選んだらよいかが決まるかもしれませんよ。

BASEとSTORESそれぞれについて、下記の記事でも解説していますので、ご覧ください。

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