こんにちは。オフィスくんです
ネットショップと実店舗の運営を始めようと思っているのですが、どのサービスを使って始めらたいいか迷っていまして…
STORESというネットショップ開設サービスを利用してみてはいかがでしょうか。
STORESは、実店舗とネットショップ、両者の商品管理のしやすさから、両方を運営している方に多く選ばれているネットショップ開設サービスです。
毎月10,000件ものさまざまなジャンルや規模のショップが、個性豊かなネットショップを開設しています。
今回は、STORESについて、サービス内容やメリット・デメリット、かかる費用などについて、詳しく解説します。
STORESはこんな人向け!
- 実店舗とネットショップの両方で販売を考えている方
- 実店舗でのキャッシュレス決済やネット予約など、ネットショップ以外の展開を検討している方
- 一部の機能は利用できなくても、低い決済手数料でネットショップ運営したい方
\ 毎月10,000件店舗がSTORESでオープン /
目次
STORES(ストアーズ)とは?
ASPカート型のネットショップを開設できるサービスを提供しているSTORES。「ASPカート」とは、ECサイトに必要な基本機能が備わったショッピングカートのことです。
STORESには、毎月10,000件ものさまざまなジャンルや規模のショップが、個性豊かなネットショップを開設しています。
また、STORESには、ネットショップだけでなく、実店舗と連携した運営をスムーズに進めるための機能が用意されており、この点がほかのネットショップ開設サービスとは異なる特徴です。
STORESの料金プランには、フリープランとスタンダードプランの2つがあります。
STORESの料金プラン
フリープラン:月額0円 決済手数料5%
スタンダードプラン:月額2,980円(初月0円※1) 決済手数料3.6%※2
※1:初月無料は、クレジットカードにてプラン料金を支払った場合に適用
※2:Amazon Payは決済手数料3.9%
まずは、月額0円のフリープランから始めることができ、売上が伸びてきたら、より決済手数料の低いスタンダードプランへ移行することができます。
スタンダードプランへ移行すると、独自のドメインを利用できるなど、使える機能が増えますので、ショップ運営に係る作業をより効率化することができます。
STORESでは、月の売上が15万円を超えるのであれば、スタンダードプランへ移行することをおすすめしています!
STORESを利用するメリット
STORESを利用するメリットは、どのような点にあるのでしょうか。
メリット
①低リスクで、しかも低水準の手数料で始めることができる
STORESのフリープランであれば、商品が売れたときのみ決済手数料がかかるため、月額料金は0円で出店することができます。
また、決済手数料はフリープランで5%、スタンダードプランでは3.6%と、特にスタンダードプランでは低水準の手数料になっています。
このように、出店のリスクが少ないため、安心してショップの開設ができます。
②専門知識がなくても本格的なネットショップを開設・運営ができる
ネットショップと聞くと、Webに関する知識がないとショップの開設や運営ができないのでは、と不安になる方もいらっしゃるでしょう。しかし、STORESであれば、画面操作が簡単に行え、デザインなども好みのものをクリックするだけで反映させることができますので、Webに関する知識は不要です。
特に、無料のデザインプレートは48種類ものなかから選ぶことができますので、手軽に、しかも無料で本格的なネットショップを作ることができます。
③集客やブランディングに欠かせない、SNS連携ができる
現代では、集客のためのツールとして、SNS活用は欠かせません。
SNSには、TwitterやInstagam、youtubeやTiktokなど複数ありますが、どのSNSも写真や動画を投稿することができ、それによって商品のデザインや色合い、使い勝手など、商品の魅力について多くの人に伝えることができます。
STORESには、「Instagram販売連携」や「note for shopping」などのSNS連携機能が設けられています。
Instagram販売連携機能では、STORESの商品をInstagramから販売でき、note for shoppingでは、noteの記事内にURLを貼るだけで、商品紹介を簡単に行うことできます。
④お客様のニーズに合わせた決済手段を導入できる
STORESには、お客様のさまざまなニーズに合わせた決済手段が利用できるよう、10種類もの決済方法が用意されています。
具体的には、クレジットカード決済、コンビニ決済、キャリア決済、銀行振込、PayPal、あと払い(ペイディ)、楽天ペイ、PayPay、代引き、Amazon Payです。(ただし、フリープランでは利用できない決済方法もあります。)
>STORESの決済方法詳細については、こちらをご覧ください。
⑤商品登録をネットショップと実店舗で連携できる
実店舗でも商品を販売されている方は、販売先にネットショップが加わると商品登録をする手間が二重になってしまいますよね。しかし、STORESであれば、実店舗のレジに登録した商品データが自動でネットショップに反映されますので、余計な手間がかからずに済みます。
⑥店舗とネットショップの在庫管理が一括でできる
STORESでは、上記の商品登録情報だけでなく、在庫情報も実店舗とネットショップ間で連携させることができます。
たとえば、実店舗で商品が売れ、決済された場合には、その情報がネットショップのデータに自動で反映されます。このように実店舗とネットショップの在庫状況が合っているかの確認が不要になります。
実店舗とネットショップの商品情報が自動連携されるのは、非常に嬉しい機能ですね!
STORESのデメリットは?
STORESは、実店舗も運営されている方には、特に使い勝手がよさそうですね!逆にデメリットはあるのでしょうか?
集客は自分で行う必要がある点と、ショップデザインのカスタマイズの自由度が低い点でしょうか。
では、今度はSTORESのデメリットについてもみておきましょう。
①集客は自らで行う必要がある
STORESは、あくまでネットショップを開設するためのサービスであり、集客は自分で行う必要があるということを念頭に置いておきましょう。
たとえば、楽天やamazonのようなモール型ECサイトで販売すれば、利用者数が多く、その分、ショップや商品を見つけてもらいやすくなります。しかし、STORESでショップを開設しても、お客様がショップ情報を見つけられなければ購入には繋がりません。
SNSを活用したり、ショップや商品の検索をしやすくするなどの工夫をして、自分で集客していく必要があります。
②売り上げに応じて手数料がかかる
STORESに限った話ではありませんが、ネットショップ開設サービスやハンドメイド販売サイトなどの外部サービスを利用する場合には、売り上げに応じて販売手数料が発生します。
上記で触れた、楽天やamazonのようなモール型ECサイトに出店する場合にも販売手数料は発生しますので、それぞれのサービスの販売手数料を比較し、利用するサービスを決定しましょう。
③デザインのカスタマイズ自由度が低い
STORESのデザインテンプレートは充実しており、無料で48種類ものなかから選ぶことができます。
ただ、より本格的なWeb制作に必要なHTMLやCSS、JavaScriptなどのコードを直接編集することはできないため、さらにデザインをカスタマイズしたい方には自由度が低く感じられるかもしれません。
BASEに比べてどこがいいの?
同じようなネットショップ開設サービスに「BASE」があります。
STORESもBASEも、初期費用・月額費用無料で、Webに関する専門知識も不要なため、簡単にネットショップの開設・運営ができます。では、BASEよりSTORESの方がよい点はあるのでしょうか。
ここでは主に、STORESとBASEの各費用を比較してみましょう。
実店舗との連携有無にメリットあり
STORESは、実店舗とネットショップの商品情報連携サービスを提供しています。商品登録が一度で済み、商品在庫が連動するので、ネットショップと店舗レジを別々に用意・管理する必要がないので、大幅な効率化が可能です。
一方でBASEはこのような実店舗との連携したサービスを行う場合は、外部サービスと連携する必要があります。
実店舗を運営している、またはこれからやろうと考えている方であれば、この点を踏まえてSTORESを選ぶのもよいでしょう。
STORESとBASE・手数料比較表
STORES | BASE | |||
---|---|---|---|---|
プラン名 | フリープラン | スタンダードプラン | スタンダードプラン | グロースプラン |
初期費用 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
月額費用 | 0円 | 2,980円 (初月0円) | 0円 | 16,580円 |
決済手数料 | 5% | 3.6% | 6.6%+40円 ※Amazon Pay・PayPalによる決済の場合は7.6%+40円 | 2.9%~ |
振込手数料 | 275円 +1万円未満の場合:事務手数料275円 | 250円 +2万円未満の場合:事務手数料500円 | ||
振込サイクル | 月末締め翌月払い(最大2ヶ月) | 振込申請から10営業日以内 |
STORESとBASEの月額費用や決済手数料を比べると、月額費用が発生しない無料プランではSTORESのほうが決済手数料が低いです。
また月額費用が発生するプランにおいては、決済手数料は3.6%とBASEの2.9%より高くなりますが、月額費用は13,000円以上も安いです。BASEのグロースプランは、月商が約50万円以上の方におすすめのプランでもあり、売上がそこまでない場合は、STORESのほうが月額料金は抑えられることになります。
続いて振込手数料を見てみると、BASEでは250円、さらに売り上げが2万円未満の場合には事務手数料が500円か
かります。一方、STORESでは、275円。売り上げが1万円未満の場合には事務手数料が275円かかります。
売上金額が2万円未満の場合、BASEでは振込手数料と事務手数料で750円になってしまいますので、2万円未満の入金の場合はSTORESの方がお得です。
ただ、STORESの方が売上金額が振り込まれるまでの期間が長いため、その点には注意しましょう。
なお、BASEとの詳細の比較は、こちらの記事にまとめています。気になった方は是非、ご覧ください。
BASEとSTORESを比較!どっちがおすすめか選ぶ際のポイントを徹底解説
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STORESでネットショップを開設するのがおすすめな人
STORESでのネットショップ開設が向いているのは、どのような人でしょうか?
以下の3つのポイントに当てはまる方には、特におすすめです!
STORESがおすすめな人
- 実店舗とネットショップの両方で販売を考えている方
- 固定費を抑えたい方
- SNSなどで集客できるコミュニティを持っている方
実店舗とネットショップの両方で販売を考えている方
STORESは、実店舗とネットショップ間での商品・在庫管理が連動できるため、実店舗を運営されている、又は同時に実店舗と同時にネットショップを立ち上げたい方には、特におすすめです。
既に実店舗とネットショップの両方で事業をされている方も、ネットショップをSTORESに切り替えることで、商品管理などの手間を省くこともできるでしょう。
固定費を抑えたい方
STORESは、フリープランであれば月額0円から店舗運営を始められますので、固定費を抑えたい方にもおすすめです。
月額0円であっても、48種類もの豊富なデザインからショップデザインを選択できたり、ランキング機能や動画埋め込み機能も利用でき、ショップ運営に充分な機能が手軽に利用できるように工夫されています。
SNSなどで集客できるコミュニティを持っている方
「STORESのデメリット」の項でも述べたように、楽天やamazonのようなモール型ECサイトに比べると、STORESは集客力が劣ります。
そのため、自身のSNSなどで充分な集客ができる方であれば、STORESでのショップ開設はおすすめです。
STORESでのネットショップ運営を上手に行うポイント
STORESでのネットショップ運営を、上手に行うポイントがあれば知りたいです。
STORESに限ったことではないですが、ネットショップを上手に運営するポイントは、①リピーターを増やす②ブランディングを強化する③在庫管理を徹底するの3点でしょうか。
運営を上手に行うポイント
リピーターを増やす
STORESは、楽天やamazonのようなモール型ECサイトのように利用者数が特別多い市場ではないため、リピーターを増やすことが、売り上げアップにつながるでしょう。
リピーターを増やすために、お客様に気に入ってもらえるような雰囲気のショップ作りをする、購入しやすい価格設定やWebサイトの作りにする、配送のやり取りの際には誠実な対応を心がけるなど、お客様にショップや商品を気に入ってもらうことが、リピーター獲得につながっていくのではないでしょうか。
ブランディングを強化する
先にも触れましたが、現代では、集客のためのツールとしてSNSが欠かせません。
文章の書き方や、掲載する動画や写真の雰囲気を統一させることで、ショップのブランディングをより強化していくことができます。そして、SNSでの注目度が高まり、ショップが有名になれば、商品を閲覧するお客様の数も増え、さらなる売り上げアップが期待できるでしょう。
SNSをうまく活用すれば集客費用が抑えられますよ!
前述の通りSTORESにはSNS連携機能が用意されています。たとえば「Instagram販売連携」や「note for shopping」があり、STORESの管理画面上でSNSとの連携も手軽にできますので、SNSを活用したブランディング構築がしやすいでしょう。
noteを活用することで、商品を作る過程などのストーリーも大事にしながら、お客様に商品の魅力を伝えられますよ!
在庫管理を徹底する
在庫管理ができていないと「商品の到着が遅い」「注文した商品と別のものが届いた」などのクレームが発生する恐れがあり、お客様からの信用も失ってしまいます。
在庫管理はこまめに行い、お客様が購入しやすいサイトになるよう心がけましょう。
STORESでネットショップを開設する流れ
ここでは、STORESでネットショップを開設する手順を、簡単にご紹介します。
STORES開設の流れ
1.STORESアカウントを作成する
まずは、STORESのアカウントを作成しましょう。
STORESの公式サイトにアクセスし、「ネットショップ」のページの「アカウント作成」または「アカウントを作成してはじめる」をクリックします。
メールアドレスとパスワードを入力し、利用規約とプライバシーポリシーに同意にチェックをしたら「アカウントを作成」をクリックします。
登録したメールアドレスにSTORESからメールが届いているか確認しましょう!
2.ストアをデザイン
次に、ストアのデザインを決めていきます。
管理画面の「ストアデザイン」から好きなストアデザインを選ぶと、編集画面が開きます。ストアロゴ、メニュー、商品のレイアウトを決め、「デザインをストアに反映」をクリックします。
3.商品の登録
商品の写真を撮影し、商品の登録をしていきます。
管理画面の「アイテム」をクリックし、アイテムページを開きます。さらに「+アイテムを作成」ボタンを押し、画面に従って写真や商品説明文、サイズなどを登録していきます。
なお、STORESでは、商品を1点ずつ登録する方法と、多くの商品を一括登録できる2つの方法があります。
4.ストアを公開する
ここまで準備できたら、いよいよストアを公開します。
「ストア設定」にある「公開」の箇所を、非公開から公開に変更します。これでストアが公開されました!
STORESで販売する際の注意点
始める上で、注意しておくことはありますか?
法律の「特定商取引法に基づく表記」の中で、自宅住所の表示が求められるのでそのリスクと対応についてしっかり検討しましょう
特定商取引法に基づく表記の対応について
インターネットで商品を販売する際には、特定商取引法に基づく表記について理解しておく必要があります。
特定商取引法に基づく表記とは、インターネットをはじめとする遠隔取引において、事業者が消費者に対して提供する商品やサービスに関する情報を、適切かつ正確に提示することを求める法律のことです。
具体的には、事業者の名称、所在地、連絡先をサイト上で公開する必要があります。
しかし、ネットショップに自宅住所を記載するということは、世界の誰もが見れるインターネット環境に住所を開示するということであり、何かしらのトラブルに巻き込まれる可能性が生じてしまいます。
そうした状況を防ぐために、住所を非公開にした状態でSTORESを運営する方法は2つあります。詳しくは以下の記事にまとめていますので、参考にしてみて下さい。
STORESを住所非公開で運営してリスクを回避!あなたの情報を守る具体策
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まとめ:実店舗と併用したネットショップを固定費0円で始めるなら「STORES」がおすすめ!
STORESは、商品一括登録ができたり、在庫管理データが実店舗とネットショップ間で連携できます。これらの実店舗とネットショップのデータ連携機能は、店舗運営者にとっては非常に嬉しいポイントであり、STORESの特徴といえるでしょう。
ただ、集客に関しては、楽天やAmazonほどの成果を出すのは難しく、自分で工夫していくことが求められますので、開設と並行して集客施策も進めていきましょう。
\ 毎月10,000件店舗がSTORESでオープン /
ハンドメイドの販売を検討する方にはBASE以外にも選択肢があります。詳しくは以下の記事で紹介していますので是非併せてご覧ください!
初心者におすすめのハンドメイド販売サイト6選とその始め方を解説!
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