
こんにちは。オフィスくんです
アパレル製品や雑貨を販売しようと考えていて、ネットショップを開設しようと思っています。以前、BASEのCMをテレビでよく見かけていて気になっていたのですが、どのようなサービスなのでしょうか

BASEは、ネットショップ開設実績、5年連続No.1を獲得しているサービスです。
固定費0円のまま、簡単操作で拡張性の高いネットショップが短時間で開設できます。ネットショップをすぐ開設したい方は、まずはBASEで始める選択をすれば問題ないと言っても過言ではありません。
この記事では、なぜネットショップ開設時にBASEが選ばれているのか、サービス内容やメリット・デメリット、他社サービスとの比較などから分析していきますので参考にしてみてください。
\ ネットショップ開設実績5年連続NO.1 /
BASEはこんな人におすすめ
- すぐにネットショップを開設・運用開始したい方
- 固定費0円のまま拡張性の高いネットショップを運営したい人
- 売上や事業状況に応じて機能拡張しながらネットショップを育てて行きたい方
目次
BASE(ベイス)とは?

BASEは、誰でも簡単に、本格的なネットショップが作成できるサービスです。2012年11月にサービス提供を開始し、ネットショップ開設実績、5年連続No.1を獲得しています。
Webに関する知識がなくても、ネットショップ運営に必要な決済機能や解析ツール、デザイン選定などの豊富な機能のなかから、簡単に設定ができ、すぐにショップを開設することができます。
料金プランは、スタンダードプランとグロースプランの2つがあります。
BASEの料金プラン
スタンダードプラン:月額0円 サービス利用料3% 決済手数料3.6%~+40円
グロースプラン:月額16,580円 決済手数料2.9%~
新規登録時は、月額0円で作品が売れたときのみ手数料が発生する、スタンダードプランでの登録となります。その後、売り上げが伸びてきたら、月額料金は発生するものの、より手数料が低くなるグロースプランへ切り替えてもよいでしょう。
グロースプランの決済手数料2.9%は、他社の販売サービスと比較しても相当低く、販売者に寄り添ったサービス内容になっているといえます。
BASEでは、月商50万円以上であれば、グロースプランへ移行することをおすすめしています!

BASEを利用するメリット
なぜ、BASEは多くの人に利用されているのでしょうか。ここからは、BASEのメリットについてみてみましょう。
メリット
①誰でも簡単に、しかもノーリスクで始めることができる

冒頭でも触れたように、Webに関する知識がなくても、ネットショップ運営に必要な決済機能や解析ツール、デザイン選定などの機能を、簡単に設定することができます。簡単であるということは、取り掛かりやすいだけでなく、ショップ開設にかかる時間も短くて済むということです。
また、スタンダードプランであれば、作品が売れるまでは月額料金はかかりませんので、ノーリスクでショップを開設することができます。
②専門知識がなくても本格的なネットショップを開設・運営ができる
Webに関する知識がなくても、本格的なショップデザインを無料で採用できることも魅力的な点です。
無料のショップテーマには、シンプル、クール、シック、ポップなど幅広いデザインが用意されています。また、すべてのテーマがスマートフォンに対応しています。

ショップテーマには、有料のものも多数用意されています。クリエイターが作成した上質なデザインテーマから選ぶことができます。

そして、自分で自由にデザインもレイアウトも編集したいという方には、「HTML編集App」という無料のサービスも用意されています。
HTMLやCSS、JavaScriptなどのツールや言語を使い、本格的な編集を行うことができます。
③集客やブランディングに欠かせない、SNS連携ができる

いくらよい作品を作っても、多くの人に知ってもらわなければ、売り上げを上げることは難しいでしょう。
現代では、集客やブランディングのためには、SNSの活用が欠かせません。なぜなら、SNSであれば写真や動画を使って、作品のイメージや実際に使用しているシーンを、魅力的に多くの人に伝えることができるからです。
BASEにも、「Instagram販売・広告」、「TikTok商品連携・広告」などのSNSとの連携機能が用意されています。
そのほかにも、検索表示を上位にする仕組みである「SEO設定」や「Google商品連携・広告」、ショップの商品情報をnoteに連携できる「noteストア」など、お客様を集める機能が豊富にあります。
④「BASEかんたん決済」でクレジットカード決済もすぐに導入できる

BASEでの決済方法「BASEかんたん決済」では、名前のとおり決済手続きを簡単にスピーディーに行うことができます。決済方法をフォームから選ぶだけで、決済会社との契約などの面倒な手続きもなく、すぐに使い始めることができます。
対応している決済方法は、8種類と豊富です。クレジットカード決済のほか、あと払い(Pay ID)、Amazon Pay、コンビニ支払い、キャリア決済、銀行振込、PayPal決済、後払い(コンビニ・LINE Payなど)から選択することができます。
入金サイクルも早く、売り上げは申請から10営業日で振り込みされます。お金の管理もBASEの管理画面だけですることができ、入出金の確認も簡単です
⑤追加される拡張機能

ここまで紹介してきた機能のほかにも、BASEにはさまざまな機能が豊富に用意されています。
これらの機能は、サービス開始以降、「BASE Apps」と呼ばれる拡張機能という形で使いたい人のみが使える形で追加されています。誰でも始めやすい形を維持しながら最新のものや便利な機能をバージョンアップしていく姿勢が、使い勝手のよさにつながっているのではないでしょうか。
⑥1,000万人が利用するショッピングアプリからも流入がある

BASEで開設されたネットショップにおいて、より手軽に買い物できるように、ID決済を利用したショッピングサービスに「Pay ID」があります。このID登録者数が、2022年12月には1,000万人を超えました。
BASEショップでの買い物に特化したアプリ「Pay ID」も提供されており、好きなショップをフォローしたり、商品を検索することもできます。
BASEでネットショップを開設すれば、このPay IDからの流入も見込まれ、売り上げアップが期待できることから、ネットショップを開設時に、BASEを利用しようと思う方が多いのではないでしょうか。
BASEのデメリットは?

逆に、BASEの良くないところはあるのでしょうか?
あえて挙げるならモール型ECに比べて集客力が弱いことでしょうか

では、今度はBASEのデメリットについてもみておきましょう。
①モール型ECサイトに比べて集客力が弱い
BASEは、あくまでネットショップを開設するためのサービスであり、楽天やamazonのような「モール型ECサイト」とは異なるということを理解しておきましょう。
日本の主要なモール型ECサイトの視聴者数を見ると、最も多いのが楽天市場で5,104万人、次に多いAmazonでは、4,729万人となっています。(参照元:「日本のEC利用動向とAmazon・楽天の概要 」)
BASEのショッピングアプリ・Pay ID利用者数が1,000万人であると考えると、モール型ECサイトのほうが何倍も大きい市場だということがわかります。
BASEでショップ開設をする場合には、Pay IDからの流入はあるものの、集客は自分で行っていく必要があると考えたほうがよいでしょう。
②売上に応じて手数料がかかる
BASEに限った条件ではありませんが、スタンダードプランとグロースプラン、どちらのプランであっても作品が売れたタイミングで手数料が必ずかかります。
ネットショップの構築や集客作業などを、外部サービスは利用せず、すべて自分で行えば手数料は決済手数料のみになりますが、その分、労力や時間は費やすことになるでしょう。
どの部分に自分の時間を集中して使いたいのかを考え、外部サービスを利用するかどうかを検討するとよいかもしれません。
「STORES」に比べてどこがいいの?

BASE同様、初心者でもネットショップを開設しやすいサービスとしてSTORESがあります。
BASEもSTORESも、初期費用・月額費用無料でネットショップが開設でき、専門知識も不要なため、簡単にネットショップの開設・運営ができます。
しかし、利用者数はBASEの方が多いです。その理由はどこにあるのでしょうか?
BASEのほうが機能が充実している
BASEは、ネットショップを運営するうえで必要な、集客や売上を上げるための機能や効率化を行う機能が大変充実しています。
一方、STORESには、BASEにある「TikTok連携機能」や、ほかのスタッフを招待できる「権限管理」などの機能がありません。
さらにBASEでは、すべての機能を固定費無料のスタンダードプランで利用することができます(一部アプリ内で課金が必要なものがあります)。
実店舗での販売はせず、ネットショップのみ運営されている方や、本格的なネットショップを作りたい方には、STORESよりBASEがおすすめです。
なお、STORESとの詳細の比較は、こちらの記事にまとめています。気になった方は是非、ご覧ください。
-
BASEとSTORESを比較!どっちがおすすめか選ぶ際のポイントを徹底解説
続きを見る
BASEでネットショップを開設するのがおすすめな人

BASEでのショップ開設が特に向いている人は、どのような人でしょうか?
以下の3つのポイントに当てはまる方には、特におすすめです!

BASEはこんな人におすすめ
- すぐにネットショップを開設・運用開始したい方
- 固定費0円のまま拡張性の高いネットショップを運営したい人
- SNSなどで集客できるコミュニティを持っている人
すぐにネットショップを作りたい
少しでも早くネットショップを開設し、運営をはじめたい方にBASEはおすすめです。
BASEであれば、ネットショップを簡単に開設できるため、作業時間が短くて済みます。また、決済機能の導入に関しても面倒な手続きがなく、待ち時間もないため、すぐにネットショップの運営がはじめられます。
運用開始後も売上や事業状況に応じて、必要な機能をBASE Appsを通じて拡張機能として開発することなくプラスオンができるので、ネットショップを大きく育てていく上でもBASEなら実現が可能です。
拡張例)在庫管理や顧客分析機能など
固定費0円のまま拡張性の高いネットショップを運営したい方
BASEは、固定費0円のスタンダードプランのまま、すべての拡張機能を利用することができます(一部、アプリ内に課金あり)。
ショップデザインや在庫管理のみならず、ショップ運営や商品管理をより効率化する機能や、集客・売り上げ向上、顧客分析など、豊富な機能が用意されています。
固定費が0円で、拡張性の高いネットショップを構築したい方には、BASEがおすすめです。
SNSなどで集客できるコミュニティを持っている
「BASEのデメリット」の項でも述べたように、楽天やamazonのようなモール型ECサイトに比べると、BASEは集客力が劣ります。
そのため、自身のSNSなどで充分な集客ができる方であれば、BASEでのショップ開設はおすすめです。
BASEでのネットショップ運営を上手に行うポイント

BASEでのネットショップを上手に運営するポイントがあれば知りたいです
BASEに限ったことではないですが、ネットショップを上手に運営するポイントは、①リピーターを増やす②ブランディングを強化する③在庫管理を徹底するの3点でしょうか

運営を上手に行うポイント
リピーターを増やす
BASEは、楽天やamazonのようなモール型ECサイトのように利用者数が特別多い市場ではないため、リピーターを増やすことが、売り上げアップにつながるでしょう。
リピーターを増やすために、ぜひ、BASEショップでの買い物に特化したアプリ「Pay ID」を活用してみましょう。このアプリでは、お客様が好きなショップをフォローしたり、商品を検索することができます。
ですから、お客様に気に入ってもらえるようなショップ作りをする、購入しやすい価格設定にする、配送のやり取りの際には誠実な対応を心がけるなど、お客様にお店や商品を気に入ってもらうことが、リピーター獲得につながっていくのではないでしょうか。
ブランディングを強化する
現代では、集客のためのツールとして、SNS活用は欠かせません。SNSには、TwitterやInstagam、youtubeやTiktokなど、複数ありますが、どのSNSも写真や動画を投稿することができ、それによって商品のデザインや色合い、使い勝手などをお客様に伝えることができます。
また、文章の書き方や、掲載する動画や写真の雰囲気を統一させることで、ショップのブランディングをより強化していくことができます。そして、SNSでの注目度が高まり、ショップが有名になれば、さらなる売り上げアップも期待できるでしょう。
また、SNSを利用すれば高額な広告を出すことなく集客ができるため、集客費用が抑えられる点も嬉しいポイントです。
BASEにおいても、SNS連携機能が用意されています。たとえば「Instagam販売・広告」や「Tiktok商品連携・広告」があり、BASEの管理画面上でSNSとの連携も手軽にできますので、SNSを活用したブランディング構築がしやすい環境となっています。
在庫管理を徹底する
在庫管理ができていないと「商品の到着が遅い」「注文した商品と別のものが届いた」などのクレームが発生する恐れがあり、お客様からの信用も失ってしまいます。
在庫管理はこまめに行い、お客様が購入しやすいサイトになるよう心がけましょう。
BASE(ベイス)でネットショップを開設する流れ
ここでは、BASEでネットショップを開設する手順を、具体的にご紹介します。
1.BASEアカウントを作成する
BASEでネットショップを開設するためには、まずアカウントの作成が必要になります。
BASEのTopページから、「メールアドレス」「パスワード」「ショップのURL」を入力し、利用規約とプライバシーポリシーに同意をして、「今すぐ無料ではじめる」ボタンを押せばアカウントの作成が完了します。
メールアドレスもパスワードも後で変更することができ、ショップのURLは、11種類のなかから好きなドメインを選択することができます。
2.アカウント作成後の手続き
アカウントの作成が完了したら、
①登録したメールアドレスの認証
②運営に関する情報の設定(特定商取引法に関する表記)の入力
③決済方法の選択
を行いましょう。どれもフォームに沿って入力していくだけですので、簡単に手続きできますよ。
3.商品の登録
ここまでできたらいよいよ、商品の登録をしていきます。
「商品管理画面」から、商品名、画像、価格、在庫数、表示・公開を入力していきます。
写真は最大20枚まで登録することができ、ドラッグして登録や並び順を変更することができます。
また、サイズやカラー展開がある場合には、「種類を追加する」ボタンから追加することができ、それぞれのサイズやカラー毎に在庫を設定することができます。
4.ショップ設定をする
ショップデザインを設定しましょう。無料デザインであれば、11種類から選択することができます。有料テンプレートは、5,000円からの価格で用意されており、無料テンプレートにはない機能やデザインのテンプレートを利用することができます。
続けて、ショップのロゴや背景、メニューの色やモバイルテーマなども設定すれば、ショップ設定は完了です。
5.ショップを公開する
最後に、いよいよショップを公開します。
メニュー内の「ショップ設定」と「ショップ情報タブ」をクリックします。「ショップ公開状況」の「公開」にチェックを入れ、保存ボタンをクリックすれば、これで公開設定は完了です。
どのように公開されているかを確認したいときには、「ショップを見る」ボタンを押すといつでも確認ができます。テスト用に商品を登録している場合には、それも公開されてしまいますので、公開前に削除するよう注意してくださいね。
BASEで販売する際の注意点


始める上で、注意しておくことはありますか?
法律の「特定商取引法に基づく表記」の中で、自宅住所の表示が求められるのでそのリスクと対応についてしっかり検討しましょう

インターネットで商品を販売する際には、特定商取引法に基づく表記について理解しておく必要があります。
特定商取引法に基づく表記とは、インターネットをはじめとする遠隔取引において、事業者が消費者に対して提供する商品やサービスに関する情報を、適切かつ正確に提示することを求める法律のことです。
具体的には、事業者の名称、所在地、連絡先をサイト上で公開する必要があります。

しかし、ネットショップに自宅住所を記載するということは、世界の誰もが見れるインターネット環境に住所を開示するということであり、何かしらのトラブルに巻き込まれる可能性が生じてしまいます。
そうした状況を防ぐために、住所を非公開にした状態でBASEを運営する方法は2つあります。詳しくは以下の記事にまとめていますので、参考にしてみて下さい。
-
BASEを住所非公開で運営してリスクを回避!あなたの情報を守る具体策
続きを見る
まとめ
BASEが多くのユーザーを獲得している背景には、
- Webに関する知識がなくても簡単に、短時間でネットショップ開設できる
- ネットショップ運営に必要な機能が充実しており、追加料金なしで利用できる
- 固定費が0円である
という3つの理由があることがわかりました。これだけのメリットが揃ったネットショップ作成サービスはほかにありませんので、ネットショップを始めたい方にはおすすめです。
ただ、集客に関しては、Pay IDを利用しても楽天やAmazonほどの成果が見込むのは難しいため、集客施策と並行して開設を進めていきましょう。
\ ネットショップ開設実績5年連続NO.1 /
ハンドメイドの販売を検討する方にはBASE以外にも選択肢があります。詳しくは以下の記事で紹介していますので是非併せてご覧ください!
-
初心者におすすめのハンドメイド販売サイト6選とその始め方を解説!
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